建築用語の「犬走り」と「キャットウォーク」の違いを考えてみる

数年前からのペットブームが少し落ち着いてきましたが、 それでも3世帯に1世帯はペットを飼っていると言われています。 その種類の第一位は犬ですが、頭数では第二位の猫のほうが多いそうです。 なぜこんなにも犬と猫は人々から愛されているのでしょう?

犬と猫がペットになった過去を調べてみると、 もともとは狩猟に便利な犬が、そして穀物を栽培するようになって ネズミ除けに猫が飼われ始めたようです…。 心が通じ合える動物だったからではなかったのは少し残念ですね(^^ゞ       建築用語で「犬走り」という言葉があります 本来は築城にあたり石垣の安定と崩落を防ぐための物でした (小段を重ねて台形にする感じです) 現在では建物の足元が泥の跳ね返りなどで汚れるのを防ぐために 設けられるものとなっています 「犬が通れるほどしかない空間」という意味なのですが 犬が走れるスペースがあるというのは愛犬家として嬉しかったりします♪     「じゃあ、猫走りってあるのかな?」 ということになりますよね。 体育館の照明とか置いてある両サイドの通路 あれが「キャットウォーク」と呼ばれています。     どうせなら「猫歩き」の方が面白かったのになんて思っちゃうけど(笑) 「キャットウォーク」というと海外でも「機械室などに設けた狭い通路」 という意味もありますが、皆さんにはファッションショーで客席に突き出た 細長い舞台の方がしっくりきますよね!   そして残念なことに犬走りのことは海外では”berm”小段という意味で ドッグランとは言いません、 ドッグランにしたら他の意味になってしまいますものね。

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