配送方法の多様化→AI化、そして“人”が不要になる時代

先日、宅配便の再配達についての統計結果が発表されました。

国土交通省は1月31日、2017年10月度の宅配便の再配達率は15.5%だったと発表した。人口密度が高い東京23区の「都市部」は17.1%で全体平均より高い。

調査対象はヤマト運輸の「宅急便」、佐川急便の「飛脚宅配便」、日本郵便の「ゆうパック」と「ゆうパケット」。2017年10月1日から31日の再配達率を集計した。

調査地域は「都市部」「都市部近郊」「地方」の3つに分類し、それぞれ再配達率を算出した。再配達率は「都市部」が17.1%、「都市部近郊」が14.7%、「地方」が13.5%。
「宅配便の再配達率は約15%、都市部は約17%で地方より高い」より

 

 

以前もネット通販の配送問題については取り上げましたが、
この再配達の数字をみると問題の深刻化を感じます。

そんな中、個人が空いている時間に荷物を運ぶサービスが広がっているようです。

 

◇個人荷主とドライバーを繋ぐプラットフォーム|PickGo(ピックゴー)◇
http://pickgo.town/personal/

◇配送クラウドソーシングアプリ DIAq(ダイヤク)◇
https://www.dia-9.com/

 

私も最近「ウーバーイーツ」のバッグを背負って走る自転車をよく見かけますが、
それの物流版と言った感じでしょうか。

配送問題におけるひとつの解決手段として今後広まっていくかもしれません。

 

「ウーバーイーツ」とは…

東京のレストランの料理をスマートフォン(スマホ)で注文でき、登録した一般の人が配達員としてデリバリーするというもの。

 

 

インターネット通販が拡大の一途をたどっている昨今、

物流業界に従事している人たち、特に宅配業のドライバーなどの労働環境が厳しくなっている、ということに注目が集まっています。

 

そのため、日本政府は将来、人工知能を使った完全無人物流システムの実現に前向きです。

 

これが実現した際には、人手不足が解消し宅配・配送業界の課題が多く解決されていくでしょう。

 

2030年を目標に、人工知能、ドローン、もしくは自動化された
施設・設備を連携させ、顧客が希望する時間帯に配送を可能にする体制を構築しようという計画が実際に立てられているのです。

 

 

つまり…

現在は、身を削るように働いている宅配便の運転手さんも、
実は、数年後には仕事がなくなってしまう、という危険性が非常に高いのです。

 

人工知能は「人間のすべての仕事を奪う」ということはないと思いますが、
運送業に関しては、日本政府が力を入れている、という点で

かなりの確率で近い将来、配送業界の人員が削減されると見込まれるでしょう。

 

 

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