「ふるさと納税」の寄付先をどうやって決めますか? 「返礼品」や「還元率」も選ぶ時の基準になりますが、「寄付金の使い道」が決め手になることもあるでしょう。自身へのリターンがある返礼品は寄付先を選ぶモチベーションにも繋がりますよね。ご当地の名産や家電、旅行などもありますから選ぶのが楽しくなってしまいます。その一方で、各自治体の「寄付金の使い道」は直接のリターンがなくとも、その地域に興味を持ち、たとえ住んでいなくともそこの一員として地域を考えるきっかけになるかもしれません。
今日は、「ふるさと納税」をする先の自治体が「どんなものに寄付金を使っているのか?」に注目してみます。
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あなたは、寄付する自治体を選ぶ時に「寄付金の使い道」について調べますか?せっかく自分のお金を使ってもらうのだから、地域の人たちに役に立つものに使ってもらいたい、と思いますよね!自治体は地域活性化のためにさまざまなプロジェクトを発信しているので、その内容をよく読んでみることもおすすめです。また、特定の災害にあった地域に寄付ができる、という取り組みもあります。2017年11月17日時点では以下の災害が「ふるさと納税」の寄付の対象となっています。
これらの災害支援のための寄付には、返礼品はありません。けれども、その土地の復興に使われるというはっきりとした目的があるので、ダイレクトに応援することができる、という良さがあります。普通の募金や義援金とはちがい、「ふるさと納税」枠を使って寄付できるので、寄付する側にもメリットがあるのが魅力です。
「ふるさと納税」の寄付金の使われ方は、教育の充実、公共施設の整備、雇用拡充、子育て支援など、実に多岐に渡ります。それでは、具体的に使い道を発表している自治体の内容をいくつか紹介します。「その使い道を応援したい」とか「使い道に共感できる」と思える自治体があったら、「ふるさと納税」を検討してみてください!
岐阜県池田町では子育て世帯補助のため高校生までの医療費補助に使用しています。 他にも「すくすく赤ちゃん券」による育児に必要なものの購入補助や 子育てに必要な情報を一冊にまとめた「子育てハンドブック」など 子育て支援に積極的に寄付金を使用しています。
岩手県大槌町では東日本大震災からの復興基金として「ふるさと納税」を活用しています。 平成31年3月の鉄路再開に向けた、三陸をつなぐ大槌駅再建事業として 寄付金の使い道を公開しています。
広島県神石高原町ではピースウィンズ・ジャパンが運営する 「ピースワンコ・ジャパン」プロジェクトが目標を大きく上回る寄付金額を達成し 県内の犬の殺処分をゼロにする活動を続けています。 保護施設の拡充や譲渡センターの新設など、活動の規模を広げています。
寄付先の選び方はいかがでしたでしょうか。自治体ごとに寄付金の使い道はさまざまですが、どれも地域の活性化に向けた活動の原動力になっていますね。せっかく寄付するのならこうした地域の目線にたつというのも、とても良いものですね。「返礼品で選ぶ」もよし、「寄付金の使い道」で選ぶもよし、どちらにしてもせっかくですからその地域に一層の興味を持ちながら、その土地の活性化につながるよう応援していきたいですね。
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